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部門紹介

2020.10.26

街とともに生まれ変わる『オフィスビル』

旧大名小学校前のえのき通りに面した「清水大名ビル」。

新築当時(1989年)はオフィスと住居が混在したビルとして建築されていましたが、大名の移り変わりとともに商業利用へと用途が変化していきました。

竣工から31年の間、様々なテナントを迎えてきた当ビルも街の変化に伴いリニューアル工事を行うことになりました。

当社建築士の若杉が計画から工事までを手掛けて生まれ変わった、新しい姿をご紹介致します。

ファサードはダークグレーできらきらとした仕上材を用い、モダンでありながら上品で落ち着いた印象へ変貌しました。

1階のエントランスはシックなグレーと清潔感のある白で構成。エントランス通路に配した間接照明の柔らかな光が落ち着いた空間を演出し、お客様をあたたかく迎え入れます。また、黒リン酸処理を施したアクセント壁が間接照明からの光の反射でいろいろな表情を見せてくれます。

エントランス通路奥の暗く重い印象だったエレベーターホールは、照明照度を上げて不安感を払拭し、明るく入りやすい空間に改善されました。

4階から7階の共用廊下は1階の色調を承継し、グレー系の壁と木目調の床で落ち着いた印象へ。住居時代の名残がマッチして、レトロな雰囲気を醸し出しています。

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