社長メッセージ
私たち大央は、創業50年の総合不動産企業です。
創業以来、支店展開を一切行わず、天神西通りに構えた本社を拠点に、
福岡の中心エリアに特化した事業展開を行ってきました。
今までも、これから先もずっと。私たちの胸にあるのは、「福岡をもっといい街にしたい」という不変の願いです。
私たち大央は、まもなく創業50周年を迎える総合不動産企業です。
創業以来、支店展開を一切行わず、天神西通りに構えた本社を拠点に、 福岡の中心エリアに特化した事業展開を行ってきました。
今までも、これから先もずっと。私たちの胸にあるのは、「福岡をもっといい街にしたい」という不変の願いです。
なぜ、まちづくりなのか。
不動産ビジネスの基本は、住まいや店舗、オフィスの仲介、すなわち不動産オーナーと使い手を繋げる仕事です。もちろん売買の仲介もあり、「橋渡し」のような存在です。さらに大央は、多くの不動産オーナーに代わって大切な資産を守り、価値を向上していくお手伝いを多方面から行っています。そのときに大切な視点は「福岡がどんな街になるべきだろう?」という問いです。近視眼的な手法はたくさんあります。手近な策や過去のデータにとらわれず、土地の歴史はもちろん、未来を見据えながら資産のありかたを大きくとらえ分析する。それをオーナーに提案し実現していく。そういうチームを社内でプロジェクトごとにつくり、異なる立場から知恵を出し合います。時代は変わり、街も変わります。このストリート、この一角、このエリアをどうすればさらに住みやすくなるのか、街並みが美しくなるのか、または活気あふれ人々が集まりたくなるのか。そのために不動産がどうあるべきなのか。そのことを社員たちとともに絶えず考え、提案し、実行する。それは「まちづくり」そのものだと考えています。
なぜ、福岡に特化するのか。
私は国内外で建築家として活動してきました。全国のさまざまな場所に招かれ、多くの街を見る機会をもらいました。福岡にも集合住宅や商業施設を設計し、多くの賞をいただきました。また大学では研究者として、都市デザインの視点から国内外の都市空間を研究してきました。その経験から実感したのは、福岡市ほどポテンシャルが高い都市はないということです。古来より大陸文化を受け入れ交流が盛んだった歴史ある立地、恵まれた自然風土。大学が多くて若い層が厚く、今も人口が増加しています。交通上の要所であり、海外からのインバウンドも増えている、まさに九州の玄関口です。東京一極集中から脱し、地方が元気な日本を実現するのが福岡であり、全国の地方都市のモデルだと言っても過言ではありません。これからの福岡を深く考えることは、これからの日本、九州を考えることに他ならないと考えています。一方、日本の社会全体を見渡せば、今後さまざまな課題が深まるであろうことも否めません。大央はいたずらに事業エリアを広げずに、福岡の発展にじっくり寄り添いながら成長した企業です。足元を動かさず、この街にしっかりと根を張り、ぶれない会社。課題から目をそらさずに、一貫して長くこの街に貢献する不動産会社でありたい。そういう会社はきっと「なくてはならない」存在になると思っています。
視点は高く、志は深く
「作業ではなく仕事をしよう」が日頃、全社で意識していることです。一つの業務に携わっているとき、それを「処理」するのではなく、その業務がそもそも何のためであり何に役立ちどんな幸せを社会にもたらすことができるのか。取り組んでいる業務を、ひとつ高い次元でとらえ見つめることができるようになる力。それを教えたいと思っています。それは大学教員時代に教育者として努めてきたことでもあります。そういう目線を獲得すれば、さらに高い視点に立ち、仕事が面白いと思えるようになるでしょう。そして「大央にしかできない不動産ビジネスが福岡を魅力的にする」という道をともに歩んでくれると確信しています。若い社員とはいつもそういう話をしています。
どの企業もそうであるように、大央にも部署があります。それぞれに専門性があります。しかしどの部署も、そこだけでは業務が完結しない会社でもあります。なぜなら業務がシンプルではなく、多面的だからです。そのため会社全体で情報共有し、協力しながら進む、チームワーク重視の会社です。部署にのりしろがあり、一人一人にのりしろがある、だから全員が大きな意味で不動産のプロ。そういう社員が毎朝天神西通りの本社に集い、いろいろな案件に日々チャレンジしています。問題が起これば皆で知恵を使い、良い取引ができたら皆で喜び合う。そんな会社で、福岡の未来をつくるまちづくりを一緒に描き、貢献していきませんか。