大規模修繕工事、建物リニューアル工事
大規模修繕のススメ
オーナーにとって大規模修繕は避けて通れないものです。
建物の資産価値を維持し、お住まいになる入居者様の快適な暮らしを守る大切なものです。
大央の管理部では、大規模修繕工事やリニューアル工事を行っています。
時間が経つと不動産の価値も変動します。
大規模修繕工事についてその流れや仕組みなどをご紹介しますのでご覧ください。
工事着工までの流れ（一般的な住居ビル）
1.現地調査による現状把握
日々の入居者様からのお困りごとや大央で行った設備更新・メンテナンス・修繕などの履歴を整理。
数回に渡り実施する現地調査てにて目視、触診、打診を行い、写真撮影によって建物の既存状態を記録致します。
2.大規模修繕方針の検討
一次調査により記録した建物の状態や写真をもとに、劣化状況に合わせた修繕方法を検討致します。
優先すべき「建物の修繕対象」とリーシングに繋がる「意匠性向上やリニューアル」をそれぞれ検討しご提案致します。
3.建物診断書の提出
作成した報告書をもとに再度現地にて現状の確認を行います。修繕する箇所やその優先度を調べ、二次調査結果をもとに修繕箇所を決めるための診断書を作成。具体的なアドバイスと工事範囲や修繕方針をご提案いたします。
4.見積書作成
施工協力会社へ見積書を数社依頼。
施工会社への工事仕様や範囲の説明を大央が代行して行い、
最も適正な価格と内容をもとに選定致します。
5.工事契約
施工範囲、工事内容の仕様、工事時期などを検討し、オーナー様と工事見積書を基に再度打合せを重ね
修繕方針と金額が確定すると工事契約に移行します。
大規模修繕工事（着工～工事完了までの流れ）
1.近隣説明
本物件の敷地に隣接する建物や前面道路を挟んだ建物の所有者・管理会社・住居者に対し全体の工事工程表、工事概要書、工事に伴う資料を作成しご説明致します。
2.入居者様・法人様への工事説明
工事の進み方や洗濯物の干し方、子供のいるご家庭への注意など細かい説明を致します。管理会社大央だからこそ行える契約法人様への工事説明や、日常の『お困り』対応同様、入居者様からの『工事のお問合せ』や『工事連絡』などスムーズな工事管理を行います。
3.工事概要
大きく分けて大規模修繕工事では、共通仮設工事・足場工事・下地修繕工事・塗装工事・タイル工事・シーリング工事・防水工事・鉄部塗装工事・その他工事（リニューアル工事・設備更新工事）などがあります。
4.工事着工
足場設置後、これまで手の届かなかった範囲も含め全面の打診検査を行い、実際の劣化状況について図面・劣化数量表を作成し、ご報告致します。工事内では月毎に「月間工事報告書」にまとめ、工事総合進捗度・主な工事日誌・工程記録写真にてご報告致します。
5.竣工・お引渡し
今回工事で行った工事範囲や使用材料の仕様、工事期間中の告知文や工程、保証書・カタログなどをまとめた『工事完了図書』を提出します。この書類一式が、将来のビルの維持管理に大切な記録となります。
